● 生成AIとは何か?
生成AI(Generative AI)は、大量のデータを学習し、それをもとに新しいコンテンツを自動で創り出す人工知能のことです。文章、画像、音声、動画、プログラムコードなど、さまざまな形式のコンテンツを対話形式できるのが特徴です。おすすめの生成AIは、目的によって選ぶのがベストです。以下に、用途別で人気&実用性の高い生成AIを紹介します。
● おすすめの生成AI
武蔵野大学から提供している学生アカウントでログインしたうえで無償利用できるAI(Gemini、CopilotChat)があります。
それぞれ異なる企業が開発した生成AIアシスタントで、得意分野や使い方が違います。以下にわかりやすくまとめました。
AI名 | 特徴 |
---|---|
Gemini(Google社) | WEBブラウザ,スマホアプリで使用可能 長文の処理能力が向上。大きな文章をアップロードして解析が可能。 大学のメールアドレスでログインができ、セキュアな環境での利用が可能。 |
Copilot(Microsoft社) | WEBブラウザ,スマホアプリで使用可能 Windows11標準機能 大学のメールアドレスでログインができ、セキュアな環境での利用が可能。 |
Gemini(Google)
- テキスト要約、アイデア出しなどが得意。
- Google検索やYouTubeなどと連携し、最新情報の収集が得意
- 画像や音声なども扱えて、膨大な資料の要約や、複数の異なる種類のデータを統合して処理することに対応
- 対応言語は40以上、Google DriveやGmailなどGoogle Workspace連携が強力
- GuidedLeaningモードでは、難解な概念をステップごとに解説してくれる。(ChatGTPのスタディモード)問題集の作成も可能
- WEB検索では、Google検索に基づく回答が可能。DeepReserchツールでは数百サイトを横断調査しレポート形式で包括的にまとめる
- ノートなどの情報を整理する専用ツール(NotebookLM)と連携
CopilotChat(Microsoft)
- Wordの文章を読み込んで要約や内容質問が可能。
- Widnows11の標準機能として簡単に呼び出せる(Win+Cで起動)
- 必要に応じてインターネット検索を行い、検索結果の要約と参照元リンクを提示する。
- 「Copilot Pages」会話などから文章を生成し、メモや計画を作成できる。
- 対応言語は英語が最適化されているが、自動で他言語も認識し応答する
- 正確性は、Bing検索とMicrosoft Graph(メール・ドキュメント等)を組み合わせ、最新データを参照しながら回答する、企業向けデータソースやビジネス文書との連携が強みで、回答には参照元がクリック可能な形で付与される
注意点
- 出力される情報が必ず正しいとは限りらないので、必ず出典元などを確認しましょう。
- 著作権やプライバシーに配慮が必要です。
- 授業や課題、レポートなどで生成AIを使用する場合、必ず武蔵野大学、担当教員のルールに従って利用してください。ルール違反をすると、不正行為と見なされる場合もあります。