リカバリーディスクとは?
パソコンを初期化・リカバリーする時に使用するディスクです。
パソコンが何らかの事情で起動しなくなったり、調子が悪い時はパソコンを購入時の状態に戻すことができます。もし初期化したいときに、リカバリーディスクがあれば、ご自身で初期化や修復を行うことができます。
こんな事例も
MUSICヘルプデスクでは、「不定期に起こるWindows10のアップデートの時に失敗して起動しなくなった」という問い合わせが、年に2~3件あります。
リカバリーディスクがあれば、ご自身で作業を行うことができ、所要時間も1時間程度で完了しますので、時間的なロスを防ぐことができます。ノートパソコンの不具合は、いつ何時起こるか分からないため、日ごろからデータのバックアップを取るとともに、リカバリーディスクを必ず作っておきましょう。
リカバリーディスクの作成が必要なノートパソコン
メーカー製パソコンでは、元々パソコンにリカバリーディスクが付属している場合と、付属していない場合があります。リカバリーディスクが付属している場合は、新たにリカバリーディスクを作成する必要はありません。
リカバリーディスクが付属していないパソコンは、ハードディスクの中にリカバリー領域というのが内蔵されています。これは隠し領域になっているため、通常はコンピュータから見えないようになっています。このリカバリー領域を使用して、リカバリーディスクを作成することができます。
株式会社エムユービジネスサポートで販売しているPanasonicのLet’sNoteシリーズはリカバリーディスクが付属していないため、ご自身で作成する必要があります。
リカバリーディスクを作るときに使用するリカバリーメディア
リカバリーディスクとして使用するメディアとしては「USBメモリー」「CD-R」「DVD-R」「BD-R(Blu-ray)」などがあります。
OSがWindows10であれば、USBメモリーで回復ドライブを作成するようになっています。
USBメモリーでしたら光学ドライブが搭載されていないパソコンでも簡単に作れるので便利です。
リカバリーディスクの作成方法
今回は、Windows10のパソコンを使ってリカバリーディスクを作成する方法を紹介します。
リカバリーメディアは作成するのに簡単で便利なUSBメモリーを使います。
構成によっては容量が増えるため、容量不足にならないように