AIにうまく質問するコツ:はじめてのプロンプト

1. ”プロンプト って何?

プロンプトとは、AIに話しかけるための言葉や文章のことです。

AIに「こんなことをして欲しい」とお願いをするときには特に、
どのようなプロンプトを書くかが重要
になります。

例えば、人にお願いをする場合で考えてみます。
🙏 絵の上手な友人に
「イベントのポスターに載せるイラストを描いて欲しい!」とお願いする
🙏 英語を話せる友人に
「○○って英語でなんて言うの?」と質問する

このようなとき、依頼する人とされる人で次のようなやりとりをしませんか?
❓「何のイベント?」
❓「どんなタッチで、どんなイラストが欲しいの?」
❓「○○ってどんなシチュエーションで使うの?」などなど・・・

AIも同様に、欲しい結果を得るためにはプロンプトで
お願いしたいことを明確に伝える
ことが大切
です。

生成AIは、正しそうな解答を予想して回答します。
生成AIの回答がイマイチなのは、実は自分の質問がわかりづらいのかも?!

1回で思ったとおりの結果が得られなくても諦めず、たくさん会話してみましょう💭

2. AI伝わる 質問ちょっとした工夫💡

いざ、プロンプトを書こうとしたものの ―「明確に」って言われても…🙄

具体的にどう書けば良いか悩んだとき、
意識すると良いとされる要素をいくつかご紹介します📝

以下の中から必要と感じる要素をピックアップして、プロンプトに加えてみてはいかがでしょうか💡

AIを上手にガイドし、AIのチカラを引き出す✨
そんなプロンプトを作るための参考になると思います📝

要素説明
AIの役割どんな立場で答えてほしいか
特定の専門家やキャラクターなど
「家庭料理の専門家として」
「人気Tiktokerの立場で」
ターゲット対象とする相手・読み手の具体像「健康志向の大学生を対象に」
「K-POPが好きな20代向けに」
条件、背景考慮してい欲しい条件や依頼の背景「予算\5,000以内で」
「フォロー率が伸びないので」
出力形式どんな形で答えてほしいか「箇条書きに整理して」
「表形式にまとめて」

3. 質問の仕方 答え変わる?

Geminiを使って「🌙夕食の献立🍚を提案してもらう」として、
プロンプトに ”雑な指示” と ”具体的な指示” を書いた場合の回答の違いを比較してみます🔍

雑な指示具体的な指示

右側👉「具体的な指示」の方は、
冷蔵庫にある食材と量(条件)を挙げ、胃もたれがあること(背景)を伝えてあげました💭
見事に希望に沿った回答と献立のポイントまで提示してくれました✨👏

しかしなんと、
👈左側「雑な指示」の方も、
「食べたいものの気分はありますか?」「避けたい食材はありますか?」など、
Gemini側から質問のフォローがありました💡
これなら、何度かAIとやりとりすることで、理想の献立が見つかりそうです🔍👏

4. プロンプト表現に迷ったら…

最後に プロンプトでどのように表現するか迷ったとき、参考になる?!フレーズ20選のご紹介です📝
いろいろと試して、AIとの会話を楽しんでみてください😊💭

対話形式で説明して逆説的なアプローチで型破りな思考で考えてユーモアを交えて
例えを使って
わかりやすく説明して
感情を揺さぶるアイディアを考えて多角的な思考で考えてエモーショナルに表現して
ステップバイステップで教えてメタ認知で思考してレバレッジ思考で考えてもっと個性的なのにして
専門用語を使わずに説明して立場が異なる複数の視点で未来志向で考えてクリック率が高くなるように
出力までの思考を教えて水平思考で考えて批判的に考えてわからない時はわからないと言って